菖蒲の花 端午の節句

花育フラワー講師

三田村ゆき子です

初夏の陽気でとても気持ちのいいですね。

窓を開けて風を感じて過ごせますね。

おうち時間も初夏も楽しめます。

ご自宅の器、場所をお聞きしてフレッシュフラワーの飾り方をお伝えしています。

住宅環境が違うのに、同じアレンジをお教室で習っていても毎日の花飾りには繋がりません。

それぞれの環境に合った飾り方をご案内できるのは

おうちでお花を楽しむ通信講座です。

お子さまとご一緒に花時間を楽しむのもまた今の状況にはとてもいいお時間です。

緊急事態宣言解除になっていても、何年かは色々な事に気をつけながら過ごさないといけません。

かなり心の負担は出てきます。

ここはしっかりとご家庭でフォローしていかないといけませんね。

大人も心が休まる環境を整えるために、良い氣をながれるフレッシュフラワーを飾りましょう。

受講の方お一人お一人に合った事をご提案しています。
マニュアルではなく実践実績を重ね32年
今だからフレッシュフラワーをご家庭に飾って、心豊かなまたお花からの学べを深める一歩になっていただけると嬉しいです。

季節のお花を楽しむ

端午の節句にはかかせない菖蒲

なぜ菖蒲を飾るのか!

花菖蒲と菖蒲湯の葉とは別のものなんですよ。
花菖蒲…写真の菖蒲はアヤメ科です。
まっすぐに伸びる花、葉がすくすく成長する
子供と重ね合わせています。
お花が大きく咲いた後は花首から横に倒して
ポキッと折ってください。
そうすると、2番花、3番花が咲きやすくなります。
お試しくださいね。

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刀のような形をした菖蒲の葉。

武士として出世を願い「勝負に勝つ」ように。

菖蒲が尚蒲(武を尊ぶ)に通じることから

江戸時代から男児のお節句になり五月人形や

鎧兜を飾られていました。

こちらの菖蒲湯に使われるショウブはサトイモ科。

香りもこちらはかなり強いです。
葉は似ていますがよ〜く見ると違います。
先日、いつもお世話になっているお花屋さんも勘違いされて違うことをお話しされていたのです。
(店長さんではないですよ)
季節の変わり目なるので、5月は「毒月」と呼ばれ病気にかかる人も多くいたことで厄除け毒除けに玄関に菖蒲、ヨモギなど抗菌作用がある植物を吊していました。

生活文化の中に草木と深くかかわりを持っています。

先人の知恵がこれからも受け継げられるように

ご家庭でお節句の機会に試みていただきたいですね。

【菖蒲湯】
血行促進や保温効果
【菖蒲酒】

本来は菖蒲の根を刻み浸けこんだお酒のこと。

菖蒲には強い解毒作用があり、中国では健胃や

血行促進のほか打ち身にも効く薬草として

珍重されていたそうです。

【菖蒲枕】

4日の夜、寝床や枕の下に菖蒲を敷いたり、

菖蒲で作った枕で眠り、翌日これで菖蒲湯を

立てて無病息災を願う風習があります。

枕を作るとなると大変ですが、枕の下に敷く程度なら

手軽にできそうですね。

香りで邪気を払うというおまじないの意味があります。

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